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国際工芸美術館整備等に関する9月の町田市議会での審議結果が出ました

  • serigayaforum
  • 11月4日
  • 読了時間: 3分

更新日:11月5日

10月30日発行の町田市議会だよりに、9月の定例会での審議結果一覧表が掲載されました。

芹ヶ谷公園に関わる各審議の賛成数と可決・否決は以下のようになっています。


■芹ヶ谷公園“芸術の杜”整備事業費の約19億円もの歳出補正と、(仮称)国際工芸美術館整備事業への約29億円もの追加補正を含む補正予算【第68号議案】は、議員数33名のうち賛成24名で可決。


■これらの歳出や追加の削除を求める修正案【第68号議案修正案】は賛成10名で否決。


■(仮称)国際工芸美術館の工事に市内業者をJV等の元請けの立場で参画させることや、前回の入札後に工事落札業者との仮契約が解除された原因を明らかにすることなどを求める補正予算の付帯決議【第14号議案】は、賛成17名(賛否1票差)で可決。


■芹ヶ谷公園町田荘跡地擁壁整備工事の延期を求める請願【第18号議案】は賛成7名で否決。


なお、町田市議会ホームページには「議案の審査状況(議案のカルテ)」として、常任委員会での審査のやりとりも公開されています。

これによれば、事業費がこれだけ増額され、入札の不調が続き、仮契約辞退の理由も明らかになっておらず、近隣住民の理解を得られていないままであることについて、常任委員の議員から疑問の意見があったことがわかります。

また、工芸美術館よりも公園案内棟を先に工事を行うことで余計な費用が発生することについて、順番を逆にすればかからない費用であり税金の無駄使いである、という意見もありました。

それに対し、市役所担当者は、「これまで長い年月をかけて、市民や議会での議論を踏まえて進めてきた」と言い張って、「既に示しているスケジュールどおり事業を進めていきたい」としています。


この常任委員会での意見にもあるように、このような状況下において計画スケジュールありきで予算計上することには疑義があります。

また、第14号議案で可決された「市内事業者を下請けでなく、JV等の在り方で参画できるようにすること」「仮契約解除の要因について明らかすること」という附帯決議は重いはずです。



▶9月定例会議案審議結果一覧表(「市議会だより」第238号より抜粋)はこちらからPDFをダウンロードしてご覧いただけます。

※赤枠が芹ヶ谷公園に関する審議です。


▶第68号議案(補正予算の修正案と予算修正の説明)はこちらからこちらからPDFをダウンロードしてご覧いただけます。

※5ページ目に金額に関する説明がまとめられていいます。


▶第68号議案に対する付帯決議はこちらからこちらからPDFをダウンロードしてご覧いただけます。

※附帯決議は全て、芹ヶ谷公園に関するものです。


▶第68号議案の「審査状況(議案のカルテ)」はこちらからダウンロードしてご覧いただけます。

※2ページ目から3ページ目にかけての赤枠が芹ヶ谷公園に関する部分です。


上記の資料は全て、町田市議会ホームページで誰でも閲覧できます。併せてご覧ください。


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