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​芹ヶ谷公園はどんなところ?

​〈目次〉

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​自然・芸術・歴史文化に触れ合える公園

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(1)芹ヶ谷公園マップ

芹ヶ谷公園は、まとまった樹林と湧水が一体となった、緑と水が織りなす豊かな自然を活かした公園です。

JR横浜線および小田急線町田駅から約1km、徒歩で約15分という至近距離にありながら、窪地という地形により市街地の喧騒から離れ、静かな落ち着いた環境を形成しています。

四季を通じて様々な植物が花を咲かせ、ジャブジャブ池やせせらぎ、遊歩道、遊具のある冒険広場、多目的広場など、子どもから大人まで楽しめます。

また、園内には彫刻が点在する他、国際版画美術館があります。国際版画美術館は、日本で唯一の版画を中心とした美術館であり、版画工房が併設されていることが特徴です。市民が一流のアートに親しみながら、自らの作品を発表する場となっています。

芹ヶ谷公園マップ
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(2)湧水が流れる公園

芹ヶ谷公園の西端の小田急線の下には湧水があり、谷地となっている公園内を通って、恩田川の高瀬橋付近で恩田川に流れ込みます。

​園内は、遊歩道の脇をせせらぎが流れ、岩や東屋を配した池、湿生植物群生地などが点在し、清流に生息する生き物を育んでいます。

国際版画美術館の南西側ロビーからは、この湧水を利用した滝と池が眺められ、背後の回遊庭園の木々とともに1枚の絵画のような景観となっています。

芹ヶ谷公園西エリアのせせらぎ
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(3)自然林を保全する公園

谷戸の両側にクヌギ、コナラ、ケヤキなどの落葉樹、シラカシなどの常緑樹が群集し、1年を通して豊かな緑を提供し、野鳥を育んでいます。

クヌギ、コナラなどは芹ヶ谷が公園として整備されるより前から薪炭として利用され、今では大木に成長しています。

この他、ソメイヨシノ、キョウチクトウ、イロハモミジ、ツバキ、コブシ、ウメ、ツツジ、アジサイなどが植栽され、四季折々の彩りで人々を楽しませています。

芹ヶ谷公園の樹木とデッキ通路
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(4)谷戸の地形を生かした公園

芹ヶ谷公園は、原町田と高ヶ坂の間に位置する東西に伸びる窪地に沿って、谷戸の自然と高低差のある入り組んだ地形をそのまま生かした公園です。

斜面に茂る樹木が静かで落ち着いた環境を作り出し、谷間を流れる湧水が人々の憩いと集いの場となっています。

1987年に開館した国際版画美術館は、この入り組んだ谷間にすっぽり収まる形に設計され、自然の地形をできるだけ壊さない配慮のもとに建設されました。

芹ヶ谷公園もみじ谷(新緑)
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(5)アートに親しむ公園

芹ヶ谷公園の東端に建つ国際版画美術館は、日本で唯一、世界でも珍しい版画を中心とした美術館です。

版画等の美術品の展示を通して、市民が一流の作品を身近に鑑賞し、一流作家と交流する場を提供してきました。また、美術館内に併設された工房は、専門的な機器や道具を取りそろえ、市民自身が作品を作り発表できる場となっています。

公園利用者がアートに親しむ機会を提供するとともに、美術館利用者が公園の緑も楽しむという、お互いに魅力を高め合う相乗効果を生んでいます。

また、公園内の随所に彫刻が配され、各エリアのポイントとなっています。

国際版画美術館外観
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(6)イベント・祭りが集う公園

3月下旬〜4月上旬の桜開花時期に、「町田さくらまつり」芹ヶ谷公園会場が開催されます。多目的広場を中心に模擬店・ステージ・大道芸が出て、たくさんの家族連れで賑わいます。

10月下旬に開催される「町田時代祭り」では、小山田の鎌倉武士と小野路の幕末農兵隊にちなんだ時代行列が、市街地から芹ヶ谷公園まで練り歩きます。また、火縄砲術や流鏑馬などの迫力ある演武が多目的広場で行われ、人気となっています。

芸術の秋の11月上旬には、市と国際版画美術館友の会の共催で「ゆうゆう版画美術館まつり」が開催されます。チャリティー・アートバザールや講演会の他、手作り体験、プロムナードコンサートなどが建物内外で実施され、市民にアートを身近に感じてもらう機会となっています。

ゆうゆう版画美術館まつり
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