芹ヶ谷公園のアート体験棟等新築工事の入札が取り下げられました
- serigayaforum
- 9月26日
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町田市が(仮称)国際工芸美術館の建設とあわせて計画していた「(仮称)公園案内棟/喫茶/版画工房/アート体験棟」の建設工事入札は、公表が取り下げられました。
施工会社の参加申し込みがなかったもようです。
「(仮称)公園案内棟/喫茶/版画工房/アート体験棟」は、(仮称)国際工芸美術館を今ある国際版画美術館に無理やり繋ぐために、国際版画美術館の大きな特徴の一つとなっている貴重な版画工房と、来館者や公園利用者の憩いの場として親しまれている喫茶室を潰して、旧町田荘跡地に新たに建設する建物に移転させるというものです。
版画工房を国際版画美術館から引き離し、喫茶室を公園の広場から離れた場所に置くという無駄な計画に対して、国際版画美術館ファンや版画工房の利用者、芹ヶ谷公園利用者や近隣住民から疑問の声が上がっています。
(仮称)国際工芸美術館の工事入札不調が続き、着工の目途が立たないにもかかわらず、先にこの「(仮称)公園案内棟/喫茶/版画工房/アート体験棟」の建設に着手するということは、町田市がこれらの計画を既成事実化しようとしているのではないかと思わざるを得ません。
これだけ不調が続けば、いったん立ち止まり、市民の声を取り入れ、抜本的な計画見直しをするべきところですが、町田市は毎年のように事業予算の上乗せを行い、計画をそのまま推し進めようとしています。
今回いったん取り下げた入札も、また予算を増額したり参加要件を緩和したりして、再び公表することも考えられます。
市民の大切な税金の使い道です。
引き続き今後の動きを注視する必要がありそうです。
▼工事の入札情報は、こちらのサイトから 「発注案件情報」 → 「工事」 → 「町田市」 で検索すると閲覧いただけます。
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