町田市が2024年4月に一部市民グループに配布した資料によると、芹ヶ谷公園に設置計画している高低差解消のためのエレベーターの位置が、2023年5月に発表していたプランからいつの間にか変更されていたことが判明しました。
この変更について、地元住民や市民には事前説明はありませんでした。
町田市は、このエレベーターをお年寄り・車椅子の方・ベビーカー・自転車の利便のためのものだと説明していましたが、現計画は当初計画よりもさらに不便で使いにくいものとなっています。
エレベータ―の着地点が斜面の途中となっため、そこまでは傾斜路を上る必要がある。
周囲にはコンクリートの擁壁がつくられる模様。そこにボルダリング設備を設ける計画となっているが、誰が管理するのか不明。目が届きにくく危険なのではないか。
エレベーターを結ぶ空中ブリッジは危険性が高く、高いガラス手すりは高額で掃除もしにくい。
ブリッジの支柱は鉄骨製で、その工事のためには周辺の樹木の伐採が必要。
エレベータ―タワー工事には、工事車両も横づけするような広い作業スペースが必要なため、環境破壊が生じる。
芹ヶ谷公園再整備や国際工芸美術館建設の無理な計画のひずみが、こんなところにも露呈しています。
町田市はきちんと市民に説明し、市民の意見を聞き、市民が納得できる計画に修正するべきです。
☆下記のエレベーター設置位置変更イメージ図のPDF版はこちらからダウンロードできます。
Comentarios