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第三回シンポジウム「これまでの成果と今後について」が開催されました

9月18日(土)、「芹ヶ谷公園と周辺地域の環境を考える会」の主催により、第3回目のシンポジウム『これまでの成果と今後について』が開催されました。

当日は台風の接近が心配されましたが、それでも50人近い参加者が集まり、熱気あふれる会となりました。


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前半は、問題に取り組むグループや個人から、これまでの活動や成果について報告がありました。


【芹ヶ谷公園と周辺地域の環境を考える会】

多くの協力を得て、これまで紙署名約5,000筆・WEB署名620筆が集まっていること、毎回のイベントで行っているアンケートで沢山の市民・利用者から賛同や応援の声が寄せられていること、これらも踏まえて町田市への要望書を準備していることなどが報告されました。


【芹ヶ谷公園・文化ゾーンネットワーク】

これまでの経緯に加え、つい先日行われた懇談会の様子について説明がありました。市として結論を急ぎたい雰囲気も感じられたものの、石阪市長は「この懇談会での合意なしには先に進まない」と約束して下さっており、近隣だけでなく市民にとってよい計画となるよう協議に臨みたいとのことでした。懇談会の内容は市からも公表されるそうです。


【町田市立国際版画美術館の工房を守る会】

町田市が国際版画美術館の工房利用者を対象に行っている意見交換会について報告がありました。そこでも現在の工房の存続を強く求める声や、創作現場を無視した体験工房の計画の甘さを危惧する意見が大半であったとのことです。


【玉川つばめ通信】

芹ヶ谷公園・文化ゾーンネットワークとの懇談会について町田市に取材を申し込んだところ、近隣エリア外との理由で断られるなど、市の誠実さに欠く対応が報告されました。


【その他、事務局より】

5月に実施された町田市による現地説明会の際の質疑回答が先月ようやくホームページに掲載されたものの、省かれた質問も多いこと、8月に行われた町田市主催のオンラインイベント「パークミュージアムラボ #5」は、参加者の意見が取り上げられることなく登壇者の一方的な話で終わってしまったことなどが報告されました。現在、町田市が投稿を募っている「せりがや∞むげんだい」コンテストについても案内がありました。


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後半の意見交換の時間は、今回も会場からの活発な発言で盛り上がりました。


意見交換を通して、これまで進めてきた活動は反対運動ではなく、町田市の再整備計画を市民や利用者にとってより良いものにしていくための働きかけであり、今後も町田市との協働を求めていくことが確認されました。


最後に、「芹ヶ谷公園と周辺地域の環境を考える会」も含めた芹ヶ谷公園をより良くしたいと考える市民や利用者のグループ・個人でネットワークを築いて情報を共有し、「芹ヶ谷公園・文化ゾーンネットワーク」による懇談会以外のルートも模索して、皆で連携して市に対応を求めていく方針が合意されました。

引き続き、多くの皆さまのご協力をお願いします。


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■シンポジウムの様子は動画でご覧いただけます。

前半(開催あいさつ・活動報告等)

後半(会場との意見交換等)


■当日、集められたアンケートもぜひお読み下さい。


■この日も多くの署名が持ち寄られました。

 署名活動は引き続き行われています。ご協力いただける方はこちらからお願いします。

☆WEB署名(Change.org)はこちら

☆紙署名はこちら














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